ピロリ菌の除菌効果をUP! ヨーグルト生活のススメ
日本人の3大疾患についてご存じですか?
生活習慣に起因する疾病として
・がん
・心疾患(心臓病など)
・脳血管疾患
が挙げられており
これらは3大死因としても挙げられています。
この中でも「がん」は
胃や肺など様々な部位への発病があるので
生活習慣の改善と早期発見が重要とされています。
胃がんの最大の要因である細菌
ピロリ菌は
保菌者が3,500万人と言われており、最も驚きなのは
60歳以上の年齢層では6~8割が
ピロリ菌に感染していると言われています。
ピロリ菌とは?
健康にそれ程気を使っていない人でも
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
ピロリ菌とは
胃の粘膜に生息する菌で、正式名称を[ヘリコバクター・ピロリ]
と言います。
このピロリ菌は
5歳未満の子供の頃に感染し
除菌しない限り、多くの場合、胃の中に棲みつくものです。
ピロリ菌が感染すると
炎症を起こし、徐々に慢性化が進み
やがて胃潰瘍・胃がんへと病気を引き起こしていきます。
感染したからといっても、すぐに発病するのではなく
数十年ものあいだ、症状が無い人がほとんどの為
たちの悪い細菌ともいえます。
鞭毛(べんもう)と呼ばれる部分です。この鞭毛の回転運動で
ピロリ菌は粘液中を移動することができるのです。
このピロリ菌は抗生物質で除菌治療ができるとされていますが
・70%~80%程度しか除菌ができない
・除菌により下痢や嘔吐などの副作用
・除菌後に著しく体重が増加する場合がある
など、難しい問題があり
現在でも盛んに研究されています。
[6分30秒辺りから始まる、ピロリ菌の除菌についてが参考になります。]
除菌率を大幅に上げる!ヨーグルトのススメ
幼少の頃に感染し
その後、何十年ものあいだ胃内を移動する
ピロリ菌に対して
生活習慣をどのように改善するか?
が、気になるところです。
・身体への負担を軽くする
・除菌効果を高める
ことを目的とした研究の中で
乳酸菌が注目されてきました。
乳酸菌等の善玉菌はヨーグルトなどの
乳製品に含まれていることが多いですね。
ヨーグルトとピロリ菌の関係
乳酸菌の中でもLG21という乳酸菌は
特に、ピロリ菌の増殖抑制の働きがあるとの
研究結果が報告されています。
LG21乳酸菌はピロリ菌に対して
・24時間後に、ピロリ菌が休止状態とさせる
・48時間後に、ピロリ菌が減少する
といった効果が得られることが判っています。
さらに、抗生物質による除菌とLG21乳酸菌を併用したところ
除菌率が10%アップする結果も得られています。
このような研究結果から乳酸菌を多く含んだ
LG21乳酸菌入りのヨーグルトが
ドリンクタイプと食べるタイプの2種類なら
飽きることなく続けられそうです。
腸などの消化器官に常在し
整腸作用があるされています。
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