脂肪肝の原因は飲酒以外にも NASHとは?
脂肪肝などに代表される肝臓疾患は
主に飲酒(特に飲みすぎ)が原因とのイメージが
強いですよね?
自分はお酒を飲まないから大丈夫!
と、安心していてはいけません。
お酒はほとんど飲まない人も
肥満・糖尿病などから脂肪肝になる人が増えています。
このような非飲酒者の脂肪肝はとても注意が必要です。
NASHとは?
NASH(ナッシュと読みます)とは
「非アルコール性脂肪性肝炎」のことです。
普通なら脂肪の処理をきちんと肝臓で
おこなってくれるのですが
この脂肪の処理が上手く行かなくなってしまうことを言います。
脂肪肝と判断される条件は
肝臓に5%以上の脂肪が蓄積された場合と
されています。
飲酒が原因で脂肪肝になってしまった場合は
進行形な疾患とし
肝炎や肝線維症などをへて
より重い、肝硬変や肝癌になることは知られていました。
一方、お酒を飲まない人も脂肪肝になることがあるが
非進行形な疾患で、悪化することはないと考えられてきました。
このようなNASH(ナッシュ)についての報告は
1980年代には報告されていました。
しかし、飲酒習慣がない人の脂肪肝でも
重症化するケースが多数あがってきたのですね。
そこで、このNASHについての重要性が認識されました。
アメリカでは、5%程の人がナッシュにかかっていると
言われています。
我々日本人も推定80万人の人がNASHであるとされています。
NASH(ナッシュ)の自覚症状は?
では、NASHにはどのような自覚症状があるのでしょうか?
実は、これといって特別な症状がありません。
通常の脂肪肝とおなじように
肥満ぎみの方が多いという特徴はあります。
肥満の方の3/4以上が占めていることが判っています。
現在は飽食の時代ですので、太りやすい環境です。
NASHは確かに
「非アルコール性脂肪性肝炎」ではありますが
太りやすい体質や、糖尿病から発展する
脂肪肝であることに変わりはありません。
但し、困ったことがあります。
普通は、血液検査などで脂肪肝であると
判明することが多いのですが
血液検査では異常がないのに
脂肪肝である場合があります。
飲酒習慣がないからと安心していてはいけない
病気ということです。
日ごろの生活習慣を見直すことが大切です。
肥満気味の方は体重のコントロールを
心がけるようにした方がよいです。
例えば、コーヒーが好きな方なら
菊芋を使ったコーヒーなども良いでしょう。
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